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2018年8月31日 (金)

『かがみの孤城』の感想

『かがみの孤城』を読みました。
不登校になった中学生7人が「オオカミ様」というオオカミの面をつけた少女に集められ、鏡からは入れる「城」で、来年3月末までに「願いをかなえる鍵」を探すというあらすじ。

あまり細かく書くとこれから本を読もうとしている人の「楽しみ」を奪ってしまうかもしれないので、あらすじはこれぐらいにしておきます。

児童向けとの評価がありますが、80年代後半頃の記憶が程度ある人の方が楽しめるのかなと思います。

彼ら7人は、近所に住んでいる同年代なのですが、話(お店の名前等)が微妙に合わなかったり、持っている物が違ったりしたりしています。パラレルワールド(並行世界)なのかそれとも?という感じです。

どういうことかは終盤に明かされるという流れになっています。そして、最後に「オオカミ様は誰だったのか、何故このような場所ができたのか」の理由が分かります。

エピローグで、主人公が出会うフリースクールの喜多嶋先生の正体が分かって終わりになります。

主人公を中心にそれぞれの不登校になった原因や悩み、家庭環境などが書かれており、飽きずにどんどん読めると思います。そして、読み終わった後に、途中で出てきた伏線も見事に回収されているのに気付けるのは面白いです。

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