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2019年1月29日 (火)

早野龍五・糸井重里著「知ろうとすること」の感想・書評と、早野・宮崎氏の論文について

早野・宮崎氏の論文で、解析プログラムミスで生涯の被ばく量を1/3で算出されていた問題と、研究に不同意の住民のデータが含まれていた問題で、早野龍五東京大学名誉教授が批判されていることをWeb上で見かけたので、「知ろうとすること」(早野龍五・糸井重里著 ISBN 978-4-10-1183118-3)を改めて、読んでみました。

まず、読み直してみた感想(書評)ですが、早野氏・糸井氏の対話形式で進み、物理学的な説明も分かりやすい文章で、書かれていますので、文系の人(高校・大学等で物理を勉強しなかった・苦手だった人)でも、分かりやすいかと思います。

内容としては、主に

  1. 福島第一原発事故後の、震災後の情報発信
  2. 福島県での測定結果、不安を取り除くために行ってきたこと
  3. 分かりにくい「放射性物質や放射線」についての説明
  4. 福島県立福島高校に通う3人をヨーロッパの高校生が集まる研究発表会で「福島第一原発事故の影響に関する調査結果」を発表させたこと

などが、書かれています。

今でも、「福島県」の産物に不安を抱えている方は、一回読んでみたらいかがでしょうか。

なお、早野氏を「御用学者」とレッテルを張る方々がいますが、早野氏は福島第一原発事故を、過小評価したりしていませんし、東京電力等の対応を批判しています。本文から引用しますと、早野氏はこう書いています。

『「内部被ばくが軽かったということ」は、ぼくも心から良かったと思っているけれど、「もともと起こってしまった事故」は、全然OKじゃない、ということ。こんなことは、想定外の規模であろうが未曾有の災害であろうが、そもそも絶対に起こしてはいけない。防ぐチャンスはいろいろあったにもかかわらず、それを無視してきて、こんなことになってしまった。』(P21)

早野・宮崎氏の論文の問題についてですが、要点は下記の3つかと思います。

  1. 解析プログラムミスで生涯の被ばく量を1/3で算出していた
  2. 1のミスを訂正して、年間被ばく量を計算しなおしても、1mSv超えないレベルになる
  3. 研究に不同意の住民のデータが使われていた

生涯被ばく量を1/3で計算していたのは、プログラムのミスと思われるので、これは、訂正すれば良いかと思います。また、訂正後でも「1mSv超えないレベルになる」という結果が大事かと思います。

「プログラムを間違えるとは何事か」のようなことを仰る方は、是非、「人手不足が深刻なIT業界に入っていただき、プログラマーになってもらいたいです」。

一番の問題は、「不同意の住民のデータ」が使われていたことだと思います。

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