自己啓発

2021年3月30日 (火)

外郎売の全文

活舌の練習で使われる「外郎売」についてです。

「ういろう」ですが、今も小田原にある株式会社ういろうの薬局で販売されている薬のことです。

お菓子の「ういろう」は、この薬の口直しだったとか。

(株式会社ういろうの薬局で、お菓子の「ういろう」も販売しています)

小田原名物 お菓子の「ういろう」
(小田原名物 お菓子の「ういろう」)

外郎売の全文は、以下のようなものです。(誤字があるかもしれませんが)

拙者親方と申すは、お立会いのうちに、ご存じの方もござりましょうが、お江戸を発って二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、
青物町を登りへおいでなさるれば、欄干橋虎谷藤右衛門、只今は剃髪を致して、圓斎と名乗りまする。


元朝より、大晦日まで、お手に入れまする此の薬は、昔ちんの国に唐人、外郎という人、わが町へ来たり、帝へ参内の折から、この薬を深く籠め置き、用いる時は一粒ずつ、冠のすき間より取り出だす。

よってその名を帝より、透頂香と賜わる。

即ち文字には「頂き、透く、香り」と書いて透頂香と申す。

只今はこの薬、殊の外、世上に広まり、方々に偽看板を出だし、いや、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、色々に申せでも、平仮名を以って「ういろう」と記せしは、親方圓斎ばかり。

もしや御立会いのうちに、熱海か塔ノ沢へ、湯治に御出でなさるうるか、又は伊勢御参宮の折からは、必ず門違いなされまするな。

御上りならば、右の方、御下りならば左側。八方が八つ棟、玉堂造、破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免あって、系図正しき薬でござる。

イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、御存じ無い方には、正真の胡椒の丸呑み、白川夜船、さらば一粒食べかけてその気見合いを御目にかけましょう。

先ず此の薬を斯様に一粒舌の上に載せまして、服内へ納めまするとイヤどうも言えぬは、胃、心、肺、肝が健やかになりて、薫風喉より来たり、口中微涼を生ずるが如し。

魚、鳥、茸、麺類の食い合わせ、その外、万病速効ある事神の如し。

さて、この薬、第一の奇妙には、下の廻る事が銭ごまが裸足で逃げる。ヒョッと舌が廻り出すと矢も楯も堪らぬじゃ。

そりゃそりゃそらそりゃ、廻って来たわ、廻って来るわ。アワヤ喉、サタラナ舌にカ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろお。

一つへぎへぎに、へぎほし・かじかみ、盆豆・盆米・盆牛蒡、摘蓼・摘山椒・書写山の社僧正。

小米の生噛み、小米の生噛み、こん小米のこ生噛み。繻子、緋繻子、繻子、繻珍。

親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親嘉兵衛、子嘉兵衛、子嘉兵衛、親嘉兵衛。古栗の木の古切り口。
雨合羽か番合羽か。貴様の脚絆も皮脚絆、我らが脚絆も皮脚絆。尻革袴のしっ綻びを、三針針長にちょと縫うて、縫うてちょとぶん出せ。河原撫子・野石竹、野良如来、野良如来、三野良如来に六野良如来。

一寸先の御小仏におけつまずきゃるな、細溝にどじょにょろり。京の生鱈、奈良生学鰹、ちょと四五貫目。
御茶立ちょ、ちゃっと立ちょ。茶立ちょ、青竹茶筅で御茶ちゃっと立ちゃ。

来るわ来るわ何が来る、荒野の山の御こけら小僧、狸百匹、箸百善、天目百杯、棒八百本。武具、馬具、武具馬具、三武具馬具、合わせて武具馬具、六武具馬具。

菊、栗、菊栗、三菊栗、合わせて菊栗、六菊栗。麦、ごみ。麦ごみ、三麦ごみ、合わせて麦ごみ、六麦ごみ。
あの長押の長薙刀は、誰が長薙刀ぞ。向こうの胡麻殻は、荏の胡麻殻か、あれこそ本の真胡麻殻。

がらぴいがらぴい風車。起きやがれ小法師、起きやがれ小法師、昨日も溢してまた溢した。

たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりからちりから、つったっぽ、たっぽたっぽ一丁だこ、落ちたら煮て食お、煮ても焼いても食わぬものは、五徳、鉄灸、金熊童子に、石熊、石持、虎きす、中にも東寺の羅生門には、茨木童子がうで栗五合掴んでおむしゃる、彼の頼光の膝元去らず。

鮒・金柑・椎茸、定めて後段な、蕎麦切り、素麺、うどんか、愚鈍な小新発知。小棚の小下に小桶に小味噌が小有るぞ、小杓子、小持って、小すくって、小よこせ。

おっと合点だ、心得田圃の川崎・神奈川・程ヶ谷・戸塚は走って行けば、やいとを擦り剥く三里ばかりか、藤沢・平塚・大磯がしや、小磯の宿を七つ起きして。早天早々、相州小田原、透頂香。隠れ御座らぬ貴賎群衆の、花の御江戸の花ういろう。

アレあの花を見て、御心をおやわらぎゃと言う、産子、這子に至るまで、この外郎の御評判、御存知無いとは申されまい。

まいつぶり、角出せ、棒出せ、ぼうぼう眉に、臼、杵、すりばち、ばちばちぐわらぐわらと、羽目を外して、今日御出で何れも様に、上げねばならぬ、売らねばならぬと、息せい引っ張り。東方世界の薬の元締め、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って外郎はいらっしゃりませぬか。

 

活舌を良くするには、教室に通った方が早いと思います。私が通っているシアーミュージックのリンクを貼っておきます。

シアーミュージックに実際通った感想はこちらに書いてあります


2019年9月 7日 (土)

話し方への悩みを克服するため音楽教室「シアーミュージック」の話し方教室に実際通ってみた感想

話し方に自信が持てない悩みを抱えています。仕事でも、上司から「お前の話は分からん」と怒鳴られる始末。

この上司になってから更に自信を無くしたということもあるのですが、もともと話は苦手で、活舌も悪く、話す内容がまとまらないし、言語障害が小さいときに持っていたためそのことも自信が無くなってしまっていた原因だと思っています。

そこでなんとかしないとと思い、話し方教室に通ってみようと思い、色々、体験会やらに行ってみたのですが、
どうもたくさんの人が居る前で話すとかは、どうも性格に合わないし、何だか上達もしそうもなかったので、となったところで、見つけたのが音楽教室「シアーミュージック」の話し方コースを見つけました。

まさか、音楽の成績が中学で「2」(5段階)の自分が、音楽教室に通うことになるとは、しかし話し方を改善しないことには、色々不利益もあるし、ということで無料体験会に申し込んでみました。

無料体験会で、講師の方から呼吸の仕方や口の開け方や舌の位置などに問題があるということで、そのあたりのレッスンを受けたのですが、一回のレッスンでも、そこそこ改善がされたようだったので、正式に通うことにしました。

この「シアーミュージック」に1年以上通っていますが、聞き返されることが減ってきているので、改善されつつあるのだろうと思っています。
話していることは、自分ではどうなのか分からないので、他人の反応からしか分からないですが。

以下は実際通ってみた感想です。

シアーミュージックの特長
・講師の方とワンツーマンでのレッスンになるので、各人にあったレッスンにしてくれる。
・活舌、朗読、呼吸法、フリートークでの会話といろいろなレッスンを組んでもらえる。
・良い面や改善面を細かくレッスン内で行ってもらえるので、徐々に自信がついてくる
・予約をWebページから行えるので、空いている時間に予約を入れたりとか、いつもの講師の先生の空いている時間などを確認してから予定を組めたりできる。
・予約した前日に確認メールが来るので「うっかり」予約を忘れることをある防止できる。

あまり不満はないのですが、あえて書くと、予約が先月から20日から翌月分を開始となるのですが、油断していると結構埋まるのは、早いです、月末に気づいて「困った」ということもありました。(これは、自分自身のルーズさが起因していますが)

料金は、月に受ける回数で、料金が変わってきます。2019年9月現在にはなりますが、下記のようになっています。(税別)

※口座からの引き落としになります。

  • 月2回・・・10,000円(1回当たり、5,000円)
  • 月3回・・・13,500円(1回当たり、4,500円)
  • 月4回・・・16,000円(1回当たり、4,000円)

一回当たりのレッスン時間は45分です。

無料体験会も行っているので、同じような悩みがある方で、もし近くに教室があったら(全国各地にあります)、 試しに無料体験会に申し込んでみたら如何でしょうか。

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